ロトルクのCKモジュラー型アクチュエータが灌漑設備用ゲート弁の信頼性と経済性を向上
ニューメキシコ州を流れるリオグランデ川にて,経年劣化した潅漑用ゲート弁のアクチュエータを,ロトルクのCKレンジモジュラー型電動バルブアクチュエータに交換し,バルブの信頼性と経済性を改善致しました。
米国内務省開拓局のプロジェクトでは,ニューメキシコ州ラスクルーセスにあるエレファントビュート潅漑地区のメシーヤダムにて,アクチュエータのレトロフィットを行いました。具体的には,ダムのバルブにCKアクチュエータを設置し,水位を調整することで,潅漑制御を行いました。
CKレンジは,モジュラー設計を採用しています。そのため14のバルブ設置点で,既存の電源と4 - 20毫安のフィードバック制御回路を利用して,高速かつ簡単にインストールすることができました。
CKアクチュエータ共通の特長として,1)ダブルシール構造によるIP68の密封性,2)プラグ&ソケット接続により,高速かつ効率的なコミッショニング及びメンテナンスが可能,3)モータの駆動部から独立したハンドル機構により,高い安全性を実現,4)バルブ位置のデジタル表示が可能,5)トルク及び位置検出部が独立しており,バルブの損傷を防止,上記5点が挙げられます。
また,アクチュエータ減速機は,オイルが充填されているため長寿命で,スラスト(又はノンスラスト)ベースは取り外し可能なためバルブの開閉の妨げになりません。
CKアクチュエータに関する一切のサポートは,世界中の営業所及び代理店で対応致しております。今回のケースでは,ロトルクの現地代理店である普鲁泰克が対応致しました。
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