世界最大の廃棄物発電所がロトルクアクチュエータを使用して電力を生産
深セン市宝安区(中国)にある世界最大(予定)の廃棄物焼却発電所にロトルクの電動マルチターンアクチュエータIQ3が設置されました。
深圳宝安垃圾三社が400台の智商アクチュエータを発注し,深圳市能源环保有限公司が使用しました。この現場は,完成すると年間で3000000もの廃棄物を処理することができますが,これは,石炭700000トン(年間)分に相当します。
本アクチュエータは,2020年稼動予定の現場にて,ゲート弁,グローブ弁,バタフライ弁,ボール弁,更にはダンパーの操作に使用される予定です。智商アクチュエータは,廃棄物加熱ボイラー等のプロセスプラントだけでなく,ガス制御,水処理及び公共のパイプラインシステムにも設置されています。
智商の正確な動作が、深圳宝安三个垃圾社が智商を選定される決め手となりました。智商を使用することにより,最低限の中断時間で国内の1日分の廃棄物を焼却することができますので,生産作業がスムーズです。
深圳宝安垃圾三社からご注文頂いたのは6年前が最初で(このときは,本プロジェクトの第2フェーズで使用するための智商アクチュエータをご注文頂きました),今回が2度目にあたります。
最新型の智商アクチュエータは,設定変更が可能なデータロガーを搭載した高度なデュアルスタックディスプレイや蓝牙®無線通信対応の設定器等を特徴とし,技術的な改善が為されています。ロトルク蓝牙®設定器を使用してアクチュエータの設定や試運転調整を行うことができ,また,データをPCに転送して解析(解析には,中报的见解2という診断用ソフトを使用します)することもできます。
智商に使用されているデータロガーは,トルク分布や始動回数の詳細及び振動や温度のログ等,様々なデータを取得し,保存します。なお,全てのデータは不揮発性のeepmに保存されます。電源消失時でもアブソリュートエンコーダによって絶えず開度の測定が行われていますので,電源消失時に手動で操作しても開度を失うことはありません。
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