行動規範
英国バースで創業を開始して60年以上経過し,ロトルクはグローバルなサプライチェーンを持つ世界的企業に成長しました。
この期間に,ロトルクは,誠実で,公平な対応ができ,倫理的なビジネス行動がとれる企業であるとして評価されるようになりました。
ロトルクは,ビジネスの拠点が世界のどこにあろうともこの評判を維持し,肯定的な影響を与え続けることを常に目標としています。
弊社は,サプライヤーが同等の高い基準を有していることを希望しています。そのため,ロトルクのサプライヤーになるにあたり,次の“基本的価値観”を共有し,貴社のサプライチェーンにおいても徹底して頂く必要があります。
基本的価値観(コアバリュー)
弊社のサプライヤーとして,貴社及び貴社の委託業者は,
- 然るべき法令を遵守する
- 人種,性別,国籍,宗教,性的嗜好,身体障害,年齢等の事由で差別することなく,他者に信頼と威厳、敬意を持って接する
- 財物強要,賄賂,汚職を許さず,如何なる形の賄賂も支払わず,要求せず,受け取らない
- 貴社と弊社との取引に支障が出る可能性のある利益対立は全て報告する
- 業務における健康及び安全上のリスクを可能な限り低減する
- 如何なる人権侵害にも荷担しないようにする
- 干渉,差別,報復あるいは嫌がらせをすることなく,団結の自由を保証し,団体交渉権を認める
- 児童の就労,強制労働,奴隷労働を認めず,貴社サプライチェーン内でこういった慣習が存在していないことを入念に確認する。また,貴社サプライチェーン内にこういった慣習がある,または,疑わしいサプライヤー存在した場合は,迅速な措置を講じ,取引を終了する
- きちんとしたプロセスや手順を認識し,崩すことなく,然るべき環境法,規制及び行動規範を遵守する。また,その他如何なる面においても,威厳・公平性・誠意をもってビジネスを行う
懸案事項の報告
如何なる懸案事項もロトルクに報告すること。
普段の連絡窓口の担当者に口頭でお伝え頂いても構いませんし,それが難しい場合は,内部通告の制度をご利用頂くこともできます。
- 懸案事項の報告方法について
- 誤った報告をした場合も,報復を恐れることなく真実を公表する方法について
上記を含め,ロトルクの内部通告制度に関しては,こちらをご参照下さい。
原則に基づいた対応
倫理的問題及びコンプライアンスに関する問題が発生した際は,当サプライヤー行動規範に準じます。
当規範内の諸原則は,ロトルクがビジネスを行うにあたり,基礎となるものです。
しかしながら,当規範は,倫理的問題が発生し得るあらゆる場面を想定して作成されたものではありません。
従って,倫理的かつ合理的にビジネスを行う姿勢を強化し,貴社ビジネスをより誠実で,信頼性の高い,透明なものにするための行動規範なのです。
貴社が文書または当規範の理念に背くビジネスを行ったことが合理的に確認できた場合,直ちに貴社との取引を終了させて頂きます。